乳がんは、今や珍しい病気ではありません。私の知人や友人も、何人か乳がん患者がいます。中にはすでに5年以上たっている友人もいますが、現在も薬での治療を続けている知人もいます。
このブログは、私の備忘録もかねています。
また、今現在、乳がんの告知を受けてショックを受けている方、治療を頑張っている方の交流のきっかけになれたらと思い、書き始めました。
私は右胸全摘手術から1年がたち、少し気持ちにもゆとりが持てるようになりました。多くの乳がん患者のみなさんが、少しでも日々の中に笑顔の瞬間が増えることを願っています。

このブログは、当時の記録を読み返しながら書いています。
もしかして乳がん?

私は7~8年前の乳がん検診で精密検査が必要という結果を受けました。そして、病院へ行き、診察していただいたのですが、そのときは触診のみで「良性でしょう」とのことでした。
本来なら、その病院に1年に1回行く予定でしたが、もともとのパニック障害がひどくなり、中断してしまいました。
そんなときに、右胸のしこりに気づきました。2020年の9月のことです。生理前でもないのに、右胸だけ張っていることに気づきました。
お風呂のときに鏡の前で腕を上げると、右胸だけ引きつれていました。ちょうどそのころ、右の乳首もかゆくて少しただれていました。
これは乳がんかも・・・。そう思い、すぐに自治体の乳がん検診を受けました。

7~8年前の良性という言葉に安心していた部分があります。
でも、今回は明らかにしこりがわかりました。
右胸だけエコーが異常に長い

2019年にも乳がん検診は受けていました。私はマンモグラフィーでは、胸が白く映ってしまうのでエコーを勧められていました。
2019年のときは通常通りでしたが、2020年のエコーは右胸だけで15分くらい時間をかけて診ていました。「何か見つかりましたか?」と聞いてみましたが、特に返事はなく、淡々と黙々とエコーで調べていました。
その時点で「何かあったんだな」と思ったことを覚えています。
自分でも違和感を感じている部分を話し、よく診てもらうことができました。

右胸のエコーはとにかく時間をかけて診てくれました。
その技師さんには感謝しています。
やっぱり引っかかっちゃった

それから3~4週間後に乳がん検診の結果が送られてきました。結果は、要精密検査。
その前に、自治体の検診を受けたセンターで説明がありました。〇月〇日〇時~説明があります。そのような内容だったと思います。
夫にも「要精密検査だって」と伝えました。自分の中の違和感が、現実となって感じ始めた瞬間です。

私の心の中では、「がんかもしれない」と思いました。
当日の説明は何だかおざなり

説明には10組ほどの人が集まっていました。中には家族が一緒という方もいたようです。私はいちばん最後でした。
説明をしてくれた医師からは「乳腺症でしょう。心配だったら精密検査を受けてください」との言葉だけでした。どこに何がどう映っているのか、残念ながら一言も説明はありませんでした。
自治体の検診だから仕方ないのかもしれません。説明後、受診できる病院が記載された紙と診断書をいただいたので、即効、病院に電話しました。
この判断は間違いなかったです。心配というよりも確実なことが知りたい!という気持ちが強かったと記憶しています。

わずか1分程度の説明でした。
「乳腺症か何かでは?」と言われたときに、「いや、もう少し親身になってよ」と思いました。
質問することさえできませんでした。
何かおかしい?と思ったら検診または病院へ

私は右胸の違和感を感じてから、すぐに検診を受けました。検診の場合、結果が出るまでに時間がかかります。不安な方は、直接病院へ行くのもありだと思います。
コロナ禍の今、病院へ行くのにためらう方もいるかもしれません。でも、「何かおかしい?」と思ったときは、すぐに受診することが大切だと感じています。

何かおかしい…と思ったら、すぐに行動に移しましょう。
何でもなければそれでよいのですから。
乳腺外科での検査については、また今度お話ししますね。この記事が、あなたのお役に立てることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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