右胸全摘手術後3日目の様子|術後の跡がかゆくなってきた

右胸全摘手術後3日目の様子 乳がん
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2021年1月21日は、右胸全摘手術後3日目でした。ドレーンも無事に抜くことができました。

ただ、術後の跡がかゆくなってきました。元気はあるものの、かゆみが少しつらかったです。

掻くわけにもいきませんし……。

この記事がこれから乳がんの治療を受ける方、治療中の方のお役に立つことを願っています。

早朝の回診でドレーンが抜けた

管

私の主治医は、看護師さんも謎?というほど早朝から病院に来ています。毎朝の回診は6:30頃。主治医が来る前に起きることが、日課になりました。

術後3日目の回診では、ドレーンが抜けそうということになりました。体の中に入っている管を抜くので、正直あまり気持ちのよいものではありません。特に背中側に入っていたドレーンを抜くときは、痛いというよりもジワ~ッとした管が抜けていく感覚をダイレクトに感じました。

でも、想像していたよりも短時間に抜くことができました。ドレーンの穴は2~3時間程度で閉じるそうです。念のため、厚めのガーゼを当てていましたが、たぶん浸出液は出てこないだろうとのこと。

傷口が少し赤くグジュグジュしていましたが、特に問題はなさそうでした。

ドレーンが抜けると、何だか少し身軽になる感じがします。排出液を溜めておくパックを入れるポシェットみたいなものもなくなります。開放感を感じました。

koko
koko

ドレーンが抜けてすごくうれしかったです。

ドレーンがあるとやっぱり気を使いますものね。

患部のかゆみが地味につらい

薬

朝食前に看護師さんの検温や患部の確認がありました。熱はすっかり平熱です。

ただ、術後の患部が赤くなり、かゆみが出ていました。看護師さんにかゆみのことを伝えると、必要であれば飲み薬を出せるとのこと。念のため、薬をお願いしました。

かゆくのても掻けないので、けっこうじわじわとつらかったです。朝食後にかゆみ止めの飲み薬をもらい、服薬しました。

すぐにかゆみが引くわけではありませんが、薬のおかげで少しかゆみがおさまりました。

koko
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何か困ったことがあるときは、看護師さんに相談するといいですよ。

朝食後、自主リハビリに励む

腕

私は前日にいただいた乳がん患者向けのパンフレットに載っていたリハビリを行いました。少しずつ腕を上げるリハビリです。

幸い、術後の痛みも3日目にはほとんどなく、ゆっくり時間をかけて自主リハビリに励むことができました。退院に向けて、腕の可動域を増やしたいと思いました。

3つの軽いリハビリを、1日3セット行うことにしました。

少しずつ腕が上がるとうれしいものです。「これならもう少し上げられそう」と思いながら、少しずつ可動域を大きくしていきました。

無理をする必要はありませんが、じっとしていると肩や首筋が痛くなるので、少しずつでも軽く体を動かすことは気分転換にもなりました。私は朝・昼・夜に5分くらいの時間ですが、腕を上げるリハビリを繰り返しました。

koko
koko

初めは動かすことが怖かったですが、やってみると意外と動かせました。

少しずつリハビリすることをおすすめします。

午前中に清拭|ドレーンを抜いた後のガーゼも外す

看護師

午前中に看護師さんが体を拭きに来てくれました。

そのときにかゆみの様子を確認。少しかゆみがおさまっていると伝えることができました。

体を拭いてもらった後は、久しぶりに保湿用のクリームも塗りました。乾燥肌なので、腕や脚がカサカサでした。乾燥肌の方はボディ用の保湿剤も入院グッズに入れておくと安心です。

この日も次々と、乳がん患者が入院していました。部分切除の方は3泊4日で退院なので、回転が速いのです。

私は全摘だったので、1週間の入院予定。傷も数日後には痛みもなくなっていたので、「早く家に帰りたい……」と思ったことを覚えています。

看護師さんにも退院時のことについて、少し聞くことができました。

退院時には、10:00~11:00の間に請求書が病室に届きます。その後は11:00までに退院の手続きをすればよいとわかりました。夫にもその旨をLINEで連絡しました。

退院日には弟が車で迎えに来てくれることになっていたので、弟にも予定を伝えました。

koko
koko

乳がんで入院する方が多くて驚きました。

ドレーンの跡がきれいになっているらしい

女性

自分では見ることができませんでしたが、午後に看護師さんが検温と術部の確認をしてくれたところ、朝抜いたドレーンの跡がほとんどわからないくらいきれいになっていると教えてくれました。

「この感じなら、明日あたりシャワーの許可が出そう」とうれしい話も。体を拭いてもらえるのはありがたいですが、やはりシャワーは浴びたいですよね。シャワーを楽しみに待つことにしました。

ドレーンの跡も数時間で閉じるのですね。ビックリしました。人間の体ってすごい!と改めて感じました。

胸の傷跡は少しむくんでいますが、きれいになっているとのこと。夕方には、傷のかゆみはだいぶおさまっていました。

koko
koko

ヒトの体の回復力はすごいです。

数時間でドレーンの穴がふさがるのですから。

今日も自分で髪を洗う

ボトル

前日、自力で髪を洗えたことが自信につながり、今日も髪を洗いに行くことにしました。やはり、髪を洗うとスッキリします。

昨日は怖々洗ったり、ドライヤーで乾かしたりしていましたが、今日は昨日よりももう少し腕を上げても大丈夫でした。ドライヤーで髪を乾かすときも、しっかり乾かせました。

術後の状態にもよりますが、少しずつでも腕を使うことや自分でやってみようと思う気持ちは大事だと感じました。

術後3日目ともなると、食欲も戻ってきました。入院食がおいしく感じられるようになりました。きっと、いろいろな面でホッとできたことも関係しているのだと思います。

入院している方ともカーテン越しにお話をしたり、良好な環境でした。

それにしても、私が入院していた病室は乳がん患者ばかりでした。他の病室のことはわかりませんが、それだけ乳がん患者が増えていることなのでしょう。

年齢もさまざま。がんの大きさやステージもさまざまですが、お互いに励まし合うことができました。

ただ、コロナ禍なので大きな声でのお話はできず、小声で話す感じ。私は左耳が感音性難聴のため、少し聞き取りにくかったときもありました。

でも、何となくみんなで「頑張ろうね」という意思の疎通ができたことは、入院中うれしい出来事でした。

koko
koko

励まし合える関係がちょうどよかったです。

踏み込みすぎず、でも、お互いを思いやれる距離感でした。

手術後4日目については、また今度お話ししますね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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