右胸全摘手術退院後7日間は、自宅で意外と不安な気持ちになることが多かったです。
入院中なら看護師さんにすぐに聞けることも、退院したらできません。
そのため、右胸のティッシュエキスパンダーが入っている部分の痛みに、どのように対処したらよいのかわかりませんでした。
週明けの月曜日にならないと、担当の形成外科の医師が病院に来ないため、不安な日々を過ごしました。
とりあえず、月曜日の朝一に電話で受診予約をしました。
退院8日目|スポーツブラに変えたら少し痛みがおさまった
右胸と右脇が痛むため、前開きの下着ではなく、スポーツブラを使ってみました。
すると胸の動きが制限されるためか、痛みが少し和らぎました。
でも、やはり右胸は腫れています。
皮膚がパンパンになってしまいました。
赤みや熱感はありませんが、これはだめだと思いました。
担当の形成外科医は普段は大学病院にいるため、月曜日しか通院している病院には来ません。
月曜日の朝一で電話をかけることにしました。
退院9日目|胸の皮膚がカサカサに・・・
右胸のキズはだいぶきれいになってきました。
人間の体の回復力はすごい!と思いました。
でも、胸の皮膚がカサカサに・・・。
かゆみはありません。
シャワー後に傷跡にテープを貼るので、テープを貼った後にボディクリームを塗りました。
もともと乾燥肌ですが、白く粉を吹いたような状態です。
傷跡を見ることにも慣れてきました。
悲しい気持ちよりも、胸の腫れが心配でした。
もともとの左胸よりも右胸のほうが大きく膨らんでいます。
これは絶対に病院に行かなければ・・・と改めて実感しました。
触るとぷにゅぷにゅしています。
浸出液が溜まってしまったのかも・・・と思いました。
退院10日目|やっぱりリンパ液が溜まっていた!
週明けの月曜日の朝9:00に病院に電話をして、今日の受診が可能か確認しました。
幸い10:00~予約を取ることができました。
すぐに家を出れば時間に間に合います。
形成外科の医師は、胸を診て触りながら「リンパ液が溜まっている」と教えてくれました。
熱は持っていなかったので感染は起こしていませんが、注射器でリンパ液を抜くことになりました。
全部で250CCのリンパ液が溜まっていました。
ティッシュエキスパンダーは固定されているわけではないので、動いてしまう可能性があるそうです。
リンパ液を抜いた後、皮膚が伸びていることから、生理食塩水をティッシュエキスパンダーに200CC入れました。
胸の痛みはほとんどありませんでした。
念のため、化膿止めを処方してもらいました。
リンパ液を抜く処置を繰り返すと感染症を起こす可能性が高くなるそうです。
胸の再建手術は大学病院で
私は胸の再建手術を希望していました。
でも、再建手術は乳がんの手術をした病院ではできないため、形成外科医が勤務している大学病院で受けることになっていました。
おなかの自家組織を使って再建する予定だったので、急遽、翌日に大学病院を受診し、おなかのCTを撮ることになりました。
まだ、病理の結果が出ていなかったので、乳腺外科の結果次第ですが、抗がん剤の使用がなければ、胸の再建手術を早めに行えるかもということになりました。
そのためにも、早めにおなかのCTを撮って、血管などを確認しておきたいとのこと。
私としては、流れに身を任せるしかないんだなぁと感じたことを覚えています。
右胸のティッシュエキスパンダーには、すでに400CCの生理食塩水が入っています。
左胸とほとんど変わらないサイズになっていました。
まだ、右脇や胸の中央部分に痛みはありますが、我慢できる程度でした。
早めに受診してよかった・・・と心から思いました。
翌日の大学病院でのCT検査については、また今度お話ししますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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