右胸全摘手術退院後46日目から50日目|体調が戻らない・・・

右胸全摘手術退院後46日目~50日目 乳がん
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2021年1月18日に、右胸の全摘手術を受けました。退院46日目から50日目の様子を、記録を読み返しながら書きました。

入院中の経過は良好で、1週間で退院できました。右胸の再建手術に向けて、ティッシュエキスパンダーが入っています。

退院後は、ティッシュエキスパンダーの周りにリンパ液が溜まったり、病理検査の結果を聞いたり。意外と忙しく、少し疲れていました。

病理の結果、ホルモン療法での治療が始まりました。私のホルモン療法では、「ノルバデックス」という薬を使います。

「ノルバデックス」を飲み始めてから、下痢が続いたり、原因不明の歯の激痛があったり。歯医者さんや耳鼻科にも通い診てもらいましたが、歯の痛みの原因はわかりませんでした。

この記事がこれから乳がんの治療を始める方、治療中の方のお役に立てることを願っています。

退院46日目|調子が悪いのに家族の理解がない

疲れた女性

ノルバデックス服用20日目です。

この日も調子が悪く、朝食後からお昼まで眠ってしまいました。おなかの調子も悪く、食欲もありません。

夫は家で仕事をしています。体調が悪くても、「ご飯くらいは作れるでしょ」という雰囲気を感じてしまいました。説明するのも面倒に感じてしまい、無理をしてしまいます。

「これじゃだめだ」と思いますが、家族の理解を言葉にしないと得られないことにがっかりしてしまいました。今思えば、メンタル的にダウンしていたのだと思います。

普通に話せばよかっただけなのに、「どうせ言ってもわかってくれない」「言うだけ無駄」というあきらめの気持ちが強かったです。

koko
koko

夫はいい人だけど、言わないとわからないらしいです。

退院47日目|心療内科の通院日

女医

ノルバデックス服用21日目です。

今日は、手術後初の心療内科の通院日です。乳がんの手術を受ける話までは、心療内科の主治医に話していました。

心療内科は電車で1駅。家から駅まで少し遠いので、通院には時間がかかります。

心療内科の主治医には、ホルモン療法になったことを伝えました。ずっともやもやしている気持ちも伝えました。

主治医は、「気持ちがダウンしているんですね」「無理しなくて大丈夫ですよ」と、繰り返し話してくれました。女性の医師なので、とても話しやすいです。

私が一人で抱え込む傾向が強いことを理解してくれているので、「今のようなときこそ、家族に頼る大切さ」を教えてくれました。

心療内科の帰りに、今日、主治医から聞いた話を夫にもしようと思いました。私にとってよいきっかけになりました。

ホルモン療法では、メンタルが落ちる人もいるそうです。私はもともとそういう傾向にありますが、薬の影響でさらに強くなってしまったのかもしれません。

koko
koko

かかりつけの心療内科があってよかった!と思いました。

退院48日目|下痢がつらい

体調の悪い女性

ノルバデックス服用22日目です。

ずっと下痢が続いています。おなかは痛くないのですが、少しでも食べるとトイレに行きたくなってしまいます。

舌も荒れて痛いです。食事を摂ることがつらく、食べることが怖くなってしまいました。

花粉症の症状もつらく、マスクなしでは過ごせません。ここ数年、花粉があまりひどくなかったのですが、ホルモン療法で免疫力が落ちているのかもしれないと感じました。

koko
koko

「免疫力が落ちているなぁ」と感じました。

退院49日目|頭痛がひどくて吐き気

顔を覆う女性

ノルバデックス服用23日目です。

この日は下痢は止まりました。でも、おなかにガスが溜まります。

右目の奥が痛くて、片頭痛を起こしてしまいました。痛みがひどく、吐き気もあります。ベッドで布団をかぶり、真っ暗にしないと、光や音が刺激になってしまいます。

右胸の張り感が強く、少し痛みがあったので、形成外科に予約の電話をして、3月22日に予約を取りました。予約日まで10日間も空いてしまうことが少し不安でしたが、地元の病院に形成外科の担当医が来る日は月曜日のみ。仕方がありません。

結局この日は、片頭痛がおさまらず、ほぼ寝たきりで過ごしました。

koko
koko

少し先ではあるけれど、形成外科の予約が取れてよかったです。

退院50日目|頭痛がおさまった

食材

ノルバデックス服用24日目です。

この日も下痢もなく、頭痛もやっとおさまりました。ただ、右胸がぼわっと腫れた感じで、張り感が強かったです。昨日の頭痛で体がかたくなっていたためか肩こりがひどく、首筋も固くなっているように感じました。

食欲は少しずつ戻ってきました。

ホルモン療法は太りやすくなります。また、私が心療内科で処方されている薬も太りやすくなるものがあります。そのため、体重の増加には気をつけています。

でも、動くこともあまりできず、体のコンディションはあまりよくありません。

koko
koko

何となく体調が悪い感じ。

無理できないな……と思います。

家族の理解を得る工夫をすることが大事

家族

私の家族は、基本的に穏やかです。ただ、のんびりしすぎて、家事は私任せです。

退院後に「できる!」と思い、動いてしまったことが、家族には「もう、大丈夫なんだね」という、間違った印象を与えてしまいました。でも、メンタルを維持することだけでも大変ですよね。

乳がんと診断されて、怒涛の数か月を過ごしてきたのですから、普通のメンタルではありません。でも、家族には言わないとわからないこともあるのだと気づきました。

私は、面倒に感じてしまい、言いたくても言わない選択をしてしまいましたが、果たしてそれがよかったのか。きちんと、体や心がつらいことを、もっと夫にも伝えるべきだったのではないか。

そんな気持ちがあります。

家族に健康状態を理解してもらうために工夫をもう少しすればよかったと反省しています。

koko
koko

家族だからこそ、きちんと伝えなくちゃいけなかったのかも。

退院後51日目以降のことは、また今度お話ししますね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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