退院してから2か月以上が過ぎ、そろそろ仕事を再開しようかと考え始めました。当時、私は自宅でライターをしていました。また、ブログで商品を紹介するアフィリエイトも行っています。
仕事を再開することを決めてから、ライターの紹介をしてくれた知り合いには連絡をしました。とりあえず、仕事量はセーブしながらライターを再開することにしました。
また、アフィリエイトも仲介役の会社から2件、お仕事をいただきました。仕事は生きていくためには必要ですが、生きていくための治療も必要ですから、その兼ね合いが難しいです。
この記事がこれから乳がんの治療を受ける方、治療中の方のお役に立てることを願っています。
退院66日目|少しずつ仕事を再開しました

ノルバデックス服用40日目です。
私は自宅でライターの仕事をしていました。乳がんがわかり、手術を受ける前に一度お休みをいただきました。退院して2か月たったので、少しずつ仕事を再開することにしました。
正直なところ、前と同じくらい働けるかわからなかったので、様子を見ながら少しずつ取り組むことにしました。
私にライターの仕事を紹介してくれた人は知り合いのため、乳がんのことも隠さずに伝えています。仕事によっては、病気のことをあまり公言できない方もいるかもしれませんね。
私もあえていろいろな人に言わなくてもよいと思いますが、仕事でかかわる方には正直に伝えられてよかったと思っています。融通の利く仕事でもあるので、その点もよかったのかもしれません。
右胸の圧迫感と関節痛は、相変わらずです。
でも、仕事を再開させるという一つの目標を持てたことは、私にとってよかったと思います。

病気のことを知り合いだから言えない方もいるかもしれませんね。
私は相手との関係性で伝えた方がよいと思ったので、差しさわりのない程度に伝えました。
退院67日目|だるいけど・・・別の仕事もいただく

ノルバデックス服用41日目です。
関節痛がひどくて、倦怠感も強い1日でした。「何もやる気が起きない……」とグダグダしていましたが、あるメールが届きました。
私はライターの他に、ブログで商品を紹介するアフィリエイトも行っています。あるASP(企業とアフィリエイターの仲を取り持つ会社)の方から、この案件を紹介してみませんか?という打診です。
「できなくはないし、せっかくのチャンスだし」と迷いましたが、数回のメールでの打ち合わせで、取り組むことにしました。
体調的には、倦怠感が強くてダメダメでしたが、メールでのやり取りだけで済んだので楽でした。もしも、ZOOMなどでの対面だったら、ひどい顔色で会うことになっていたと思います。

コロナ禍ということもあり、メールだけで要件を済ませられたのはラッキーでした。
退院68日目|3月も生理は来なかった

ノルバデックス服用42日目です。
ノルバデックスを飲み始めてから、生理がピタッと止まりました。何となく下腹部が重くて痛い日はあるのですが、生理が来ない。女性ホルモンを止めるってすごい薬だなぁと改めて感じました。
息子の風邪がうつったのか、のどがガラガラ。でも、熱は出ませんでした。
この日も別のASPから商品紹介の案件のメールが届きました。だるいけれど、せっかくのお話だし、仕事を再開すると決めていたのでチャンスかな?と思いました。
幸い、ライターの仕事はかなりセーブしていたので、余力はあるかなと考えました。私のように家で仕事をしている人間にとって、ありがたいお話です。
数回メールで打ち合わせをして、条件が合えばお引き受けすることにしました。

体調はよくないけれど、仕事の依頼が来たことはうれしい気持ち。
ちょっとずつ頑張ってみようと思います。
退院69日目|のどが痛い・・・風邪が悪化

ノルバデックス服用43日目です。
この日は、倦怠感と関節痛に苦しみました。のども痛くなってしまい、本格的に風邪をひいてしまいました。
前日のASPとの条件も折り合いがついたので、商品を紹介することに決めました。
ただ、ここのところ、パニック障害の不安感が強くなってきているので、一気に仕事を増やさないほうがよいとも感じました。
食欲も落ちています。夫からは「無理しすぎないで」と言われましたが、引き受けてしまった以上、やらなければと思いました。
ASPの紹介案件は、期限の設定はありません。先延ばしにはできませんが、今すぐやらなければいけないというものでもないので、自分のペースでブログを書くことができます。
その点が、私にとっては働きやすい環境になっているのだと思います。
すべての方にアフィリエイトが向いているとは思いませんが、コツコツ一人で積み上げるのが好きな私には、ライターもアフィリエイトもやりやすい仕事です。

今はいろいろな働き方ができるので、あなたに合った働き方ができればOKですね。
退院70日目|気力が出ない

ノルバデックス服用44日目です。
今日ものどの痛みや関節痛があります。倦怠感が強く、気力の出ない1日でした。右胸のティッシュエキスパンダーも重く感じます。
すべてが面倒になってしまいがちですが、少しずつでも前に進みたいと思いました。今振り返れば、気持ちがあせってしまい、体がついていけない状態だったのだと思います。
病み上がりとは違い、今でも病気と向き合っているんだと感じました。私の仕事を少しずつ再開させたことから、家族もいろいろと協力してくれるようになりました。

仕事のことは気になるけれど、まずは体調の回復が大事ですね。
仕事はやるけれど、いちばん大事なのは体

仕事を再開することを決めてから、いろいろと案件の提案を受けたりして忙しくなりました。何もないよりはありがたいことですが、やはり病気の治療中です。日によって無気力の日もあれば、体が痛くてダウンしてしまう日もあります。
仕事はするけれど、いちばん大切なことは病気の治療だと実感しました。
私は6月に胸の再建手術をする予定になっていたので、そのころにはまた、仕事を休まなければなりません。再建手術まで2か月間しかありませんが、少しでもできることをしておきたいと思ったのです。
ASPの方には病気のことは伝えていません。
まずは、治療を継続すること。そして、いただいた仕事をしっかり果たすこと。
この2つが私の優先順位になりました。
会社勤めの方は、退院後、もっと早くに出勤する方もいることでしょう。なかなか会社の人に病気のことを伝えることができない方もいると思います。
まずは、無理しすぎず、自分の体をいたわることも必要です。

それが難しい場合もあるのですが……。
退院後71日目以降については、また今度お話ししますね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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