2021年1月18日に右胸全摘手術を受けました。
退院後は体調不良が続き、いろいろな通院で疲れ切ってしまいました。
そんな中、右の下腹部が痛くなり、「また盲腸・・・?」と途方に暮れることに。
幸い、盲腸ではありませんでしたが、別の病気でした。
この記事が、これから乳がんの治療を受ける方、治療中の方のお役に立つことを願っています。
退院76日目|疲れが抜けない
ノルバデックス服用50日目です。
ここ数日の体中の痛みや倦怠感、吐き気を引きずっています。
なかなか体調が回復しなくて、軽くめまいも起こしていました。
でも、この日はパニック障害の自立支援の更新のため、保健所に行かなければなりませんでした。
この手続きは1年に1回必要です。
医療費にかかわってくるので、私にとっては大切な手続きです。
保健所は家から少し遠いため、外出から戻ると2時間眠ってしまいました。
本当に体力のなさに愕然とします。
退院77日目|めまいや吐き気がおさまってきた
ノルバデックス服用51日目です。
体の痛みはありますが、だいぶよくなってきました。
頭痛やめまいはおさまってきました。
この日は耳鼻科の受診日だったので、めまいの相談をしました。
めまいは、疲れや睡眠不足、ストレス、パソコンやスマホの見過ぎでも起こるとのこと。
めまいのときは、明るいところを1点じっと見ているとよくなるらしいです。
目を開けているのがつらくて、目をつぶるのはだめなのだそうです。
14日分のめまい止めを処方してもらいました。
左耳が悪いので、それも関係しているのかもとも言っていました。
何だか、お医者さんばかり行っているような気分です。
でも、体調が少しずつ戻ってきたのはうれしかったです。
退院78日目|右下腹部痛・・・
ノルバデックス服用52日目です。
めまいや吐き気はありませんが、朝から右の下腹部がじんじんと痛みます。
私は20代と30代のときに、盲腸になりました。
そのときは入院できる状況ではなかったため、薬で散らしました。
そのときと同じ場所が痛みます。
「え・・・。もしかして盲腸?」と頭に浮かびました。
夜には、右腰も鈍痛でした。
右胸にも違和感があり、「せっかく体調がよくなってきたのに・・・」と残念な気持ちになりました。
翌日は日曜日のため、月曜日まで下腹部痛があるなら内科を受診しようと思いました。
退院79日目|右下腹部と右腰の鈍痛は続く
ノルバデックス服用53日目です。
右下腹部と右腰の鈍痛は、今日も続いています。
吐き気はありませんが疲労感が強く、起きていることができませんでした。
朝食後も昼食後も寝てしまいました。
夕方からは少し元気が出てきましたが、おなかが痛くてかがむような姿勢がいちばん楽。
「これは明日、内科に行かないと」と決心しました。
でも、盲腸だったら「これ以上、薬で散らすのは難しい」と以前言われていたので、「また手術?」と思ってしまいました。
胸の再建手術でおなかを切る予定も立っていたので、それに影響しないか不安を感じました。
退院80日目|内科へ行ったら憩室炎だった
ノルバデックス服用54日目です。
午前中は歯医者さんの予約が入っていたので、午後に内科を受診しました。
乳がんの手術をした病院の内科です。
採血、採尿、X線、CTの結果、盲腸ではなく、憩室炎であることがわかりました。
私には盲腸とS字結腸に憩室という穴みたいなものがあり、今回は盲腸の憩室が炎症を起こしているとのこと。
抗生物質と整腸剤を処方されました。
そのときに、CTで「卵巣に腫瘍のようなものがある」と言われました。
その病院では婦人科はないので、他の病院で診察を受けるように指示されました。
紹介状も書いていただけることになり、1週間後に様子を診てもらうときまでに婦人科のある病院を決めておくことになりました。
胸の再建手術を受ける大学病院からTEL
私と形成外科の医師の間では、2021年6月3日に胸の再建手術をする予定になっていました。
ところが、大学病院から「手術を1週間早めることは可能か」という確認で電話がかかってきました。
6月3日は、麻酔科医が学会に出席するため、手術ができないとのこと。
5月26日に入院して、5月27日に手術することになりました。
卵巣に腫瘍があるかもと言われたことも伝え、その大学病院で検査を受けられるかを確認しました。
幸い、婦人科で診ていただけることになり、もし、卵巣に腫瘍があり何か検査や手術などが入って日程が変わる場合は、また大学病院の形成外科に電話を入れることになりました。
数日間でいろいろなことがあり、この期間も疲れとの闘いでした。
電話一つかけることも正直なところ、億劫でした。
でも、こなしていかなけれないけません。
盲腸ではなかったことはよかったと思いますが、卵巣に腫瘍なものがあると言われたときは、怖かったです。
退院後81日目以降については、また今度お話ししますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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