2021年1月に右胸全摘手術、5月に自家組織での再建手術を受けました。この記事は、当時の記録を読み返しながら書いています。
メンタルの不調から、息切れ⇒過呼吸を繰り返すようになりました。心療内科で処方された薬は、即効性はありません。効果が表れるまでに少し時間がかかります。
パニック発作が起きたときは、通常の薬の他に頓服で対処していました。あまりにパニック発作が続いていたので予約日まで待てず、心療内科に予約を入れました。
乳がんのことよりもパニック障害の発作がつらい時期でした。
この記事がこれから乳がんの治療を受ける方、治療中の方のお役に立てることを願っています。
退院286日目|乳房再建手術161日目|何もかもがいや

ノルバデックス服用257日目です。
この日も体が痛くてだるい1日でした。仕事も気になるし、でもできないし……。
何もかもがいやになってしまいました。ライターの仕事は、締め切りをゆるくしていただいていますが、「早くやらなくちゃ」というプレッシャーを感じてしまいます。
もう少し、気持ちを楽に持てたらよいのですが、性格的にそれは無理です。どうしたら気持ちにゆとりが持てるのか、のんきに過ごしているように見える息子に聞いてみました。
「なるようになる」というのが、息子のポリシーらしいです。息子曰く、母親の私を見ていると、「どうしてそんなに焦っているのか?」と逆に不思議に思うようです。
親子でも感じ方や考え方の違いを知りました。私も乳がんの治療については「なるようになる」と思っていますが、今はメンタルが落ち込んでいるので、それ以外のことについては焦る気持ちがつのるばかりです。

息子は不真面目ではありません。
中・高では生徒会長をしていました。
力の入れどころと抜きどころをわかっているタイプの人なのかもしれません。
ちょっとうらやましいです。
退院287日目|乳房再建手術162日目|眼科を受診

ノルバデックス服用258日目です。
今日はあらかじめ予約していた眼科に行きました。眼鏡を作り直すためです。
免許の更新が近づき、今使っている眼鏡では視力検査が通らないと判断しました。とても目が悪いので、眼鏡屋さんで検眼ではなく、眼科で検眼し処方箋をいただいてから眼鏡屋さんに行っています。
体の痛みはありますが、少し元気が出てきました。眼科の受診時も何とか無事に眼鏡を作れることになりました。目が悪いと本当に不便です。
処方箋を持って眼鏡屋さんに行き、フレームやレンズを選びました。正直なところ、あまりお金をかけたくなかったので、フレームは妥協してしまいました。想定していたフレームとは違うものを選びました。
眼鏡屋さんから帰宅した後は、ぐったり疲れ切ってしまいました。体力がないなぁと思います。

フレーム選びに時間をかけられなかったことも妥協した原因です。
途中から疲れてしまい、「見えれば何でもいいかな?」と思いました。
退院288日目|乳房再建手術163日目|息切れがつらい

ノルバデックス服用259日目です。
ここ数日、少し動くと息切れを起こしてしまいます。息切れすると、動けなくなります。そのまま過呼吸になってしまうときもあります。
過呼吸を起こすと、かなり体力を消耗します。家族も私が過呼吸を起こすとベッドに連れて行ってくれます。そのままぐったりして、眠ってしまうこともありますが、とにかく苦しいです。
心療内科の薬が早く効いてくれればよいのですが……。

このころは、息切れが常にありました。
苦しかったです。
退院289日目|乳房再建手術164日目|過呼吸

ノルバデックス服用260日目です。
ずっと息切れが続いているため、家事をするのも少し大変でした。休み休み食事を作っていましたが、過呼吸を起こしてしまいました。
頓服を飲み、ベッドで休むと少し落ち着きました。
しかし、夕方からまた過呼吸に。1日の中で2回3回と過呼吸を起こすことが増えました。そのたびに頓服を飲んでいます。
次回の心療内科の受診まで持たないと思いました。前日よりもさらにパニック発作が増えています。

1回の過呼吸は、頓服を飲むと20~30分程度で呼吸は落ち着きます。
でも、体力が奪われてしまうので、ぐったりして動けなくなります。
退院290日目|乳房再建手術165日目|心療内科へ電話

ノルバデックス服用261日目です。
この日も午後に過呼吸を起こしました。やはり心療内科の次回の受診日まで待てないと思い、クリニックに電話をしました。
私の主治医は決まった曜日にしか来ないので、翌日にその医師がいるときに電話で様子を伝えることになりました。それまでは、頓服で対処するように指示されました。
こんなに具合が悪いときが続くのは、5年ぶりくらいです。パニック発作がひどかった5年前は、不本意ではありましたが保育士を辞めたときです。
今いただいているライターの仕事も、来月は減らしてもらうしかないのかも……と思いました。まずは体調とメンタルの立て直しをしないと、何も前に進まないと感じました。

ライターの仕事はやりがいがありますが、体調が悪い日が続くとしんどいです。
乳がんの手術後すぐに仕事復帰されている方を尊敬します。
とにかく過呼吸がつらかった時期

この時期は、過呼吸が毎日のようにありました。何をしたから過呼吸になるというのではなく、ちょっと動いて息苦しくなると過呼吸を起こしていました。
家族も心配していました。私は過呼吸で死ぬことはないとわかっていますが、苦しくてたまりませんでした。
心療内科の頓服を頼りにして、毎日過ごしていました。きっとパニック障害を持っている方なら、この気持ちがわかるのではないかと思います。
今回の記事では、乳がんのことよりもパニック障害についての内容が多くなってしまいました。でも、パニック障害は誰がなってもおかしくないと言われています。
私の場合、パニック障害の引き金になるものはあるのですが、発作が増えるとあらゆるものが引き金に変わってしまいます。改めて、パニック障害とは長く付き合わなくちゃいけないと思いました。

パニック障害のブログみたいになってしまい、すみません。
でも、ストレスフルな時代。
「誰がいつパニック障害になってもおかしくない」と心療内科の医師が言っていました。
退院後291日目|乳房再建手術166日目以降については、また今度お話ししますね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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