右胸全摘手術退院後356日目から360日目|乳房再建手術231日目から235日目|親子関係って難しい

右胸全摘手術退院後356日目から360日目 乳がん
スポンサーリンク

2021年1月に右胸全摘手術、5月に自家組織での再建手術を受けました。この記事は、当時の記録を読み返しながら書いています。

前回は、ずっと続いていた左耳とめまい、鼻詰まりの症状が悪化し、やっと耳鼻科に行ったことをお話ししました。心療内科の受診日もあり、忙しかったですが、気になっていたことを相談できてよかったです。

私の実家に居候させてもらっている息子のことで、心配な出来事があり、心が痛みました。息子ともよく話し合いました。そのことで、実家の母と私の間に溝ができてしまいました。

いろいろな心労が重なって、寝込むことが多くなりました。何も手につかない感じですし、何もやりたくない感じ。

乳がん手術から約1年。術後の経過は順調ですが、メンタル面がボロボロです。

この記事がこれから乳がんの治療を受ける方、治療中の方のお役に立てることを願っています。

退院356日目|乳房再建手術231日目|心が深く傷つく

ノルバデックス服用327日目です。

前日に息子の心配事が発覚し、息子ともいろいろと話し合いました。久しぶりに泣きました。自分ががんと言われたときさえ涙が出なかったのに、息子のこととなるとまた別です。

気持ちも落ち込んでいました。そこへ、実家の母から電話がかかってきました。息子のことについてです。

私の育て方に落ち度があると言われ、心が深く傷つきました。電話中は涙をこらえることができましたが、電話を切った後、涙があふれてしまいました。

私も「自分の育て方に問題があったのではないか……」と考えていました。でも、たとえ実母であってもほかの人から言われると、悲しさが倍増。

しばらくは実家へは連絡をしないことに決めました。両親とも善い人たちですが、年齢とともに少し頑固さが見られるようになりました。

「これが老いなのかな」と思いますが、自分の心は自分で守るしかないと感じました。悲しいけれど、実家とは少し距離をおくことにしました。

koko
koko

いろいろなことを言われて、とても傷つきました。

私や夫、息子のあり方自体を否定されたように感じてしまいました。

退院357日目|乳房再建手術232日目|メンタルの不調を引きずる

ノルバデックス服用328日目です。

前日の母の言葉から立ち直れず、ひどい頭痛を起こしていました。何もやる気が起きず、自分の仕事にも向き合うことができません。

結局、ベッドの中でゴロゴロしていました。でも、いろいろ考えてしまい、気分は落ち込むばかりです。

夫は私が傷ついている様子を見て、「実家からの電話は自分が出るから」と言ってくれました。どうしてよいのかわからず、ただただ眠りたいと思う1日でした。

母の誕生日でしたが、電話もメールもしませんでした。

koko
koko

メンタルが弱っているところに何重にもダメージを受けた感じ。

私は自分の親が毒親とは思いませんが、「そこまで言われる筋合いはない」とも感じました。

退院358日目|乳房再建手術233日目|耳鼻科の薬

ノルバデックス服用329日目です。

今日も頭痛がひどい1日でした。額に触れるだけで痛みが走ります。単なる頭痛とは違うのかも。

相変わらず鼻の具合もよくならず、耳鼻科から処方された薬も効いている感じがしません。

気持ちは落ち込んでいましたが、夜は少しだけテレビを観て笑えました。だんだんダメージが軽減されていくといいけれど。

メンタルが豆腐並みに弱々しいと感じました。

koko
koko

夫は私の心の負担を減らそうと家事も手伝ってくれました。

ありがたいです。

退院359日目|乳房再建手術234日目|息子と再度話し合う

ノルバデックス服用330日目です。

教習所に通っている息子が、帰り道に我が家に寄ってくれました。そこで、再度いろいろと話し合いました。

息子も苦しかったと思います。でも、私は息子と話をして少し心が晴れました。息子の将来が明るいものになるようにと心から願いました。

少しずつですが私のメンタルも安定してきて、少し遅れてしまいましたが、母に「誕生日おめでとう」のメールを送ることができました。ちょっぴりずつですが、前進していかなければと思います。

私が元気になって、早く息子と一緒に住めるようになりたいと思いました。

koko
koko

今の状態を改善するためにも、私の心が安定することを願っています。

退院360日目|乳房再建手術235日目|市販の点鼻薬の方が効く

ノルバデックス服用331日目です。

鼻詰まりがひどく、市販の点鼻薬を買いました。市販の点鼻薬の方が、すぐん効きました。鼻詰まりが改善するだけで、少し楽になりました。

息子のことについても、少しずつ前向きにとらえられるようになってきました。だんだん日常生活を取り戻し始めました。

人間の心は壊れやすい反面、時間が解決してくれることもあるのだと思いました。起こってしまったことは仕方がありません。次は前に進んでいくことが大切です。

夫からは「無理しすぎないように」と言われています。私が元気にふるまっているように見えていたのだと思います。

自分の性格上、人前では明るく元気にふるまうことが当たり前になっていました。それが自分を苦しめてしまうのですが……。

理解のある夫でよかったと思います。

koko
koko

少しずつですが、心の痛みが和らいできました。

でも、まだ本調子ではありません。

乳がんの傷は治っているけれど、心が・・・

乳がんと診断されときにも、私は泣くことはありませんでした。でも、自分のことよりも息子のことで心がくじけそうになりました。

少しずつ時間が経つにつれ、気持ちも落ち着いてきました。実家との溝はすぐには埋められないと思いますが、上手に距離を取りながらつき合っていこうと思います。

夫も私の状態を理解してくれるので、その点には感謝しています。私の心の負担がこれ以上増えないように、配慮してくれます。それは息子も同じです。

問題はありますが、私たちが家族として一致していくためにも「乗り越えていかなければいけない」と思います。

koko
koko

心が壊れそうになりましたが、家族の助けで何とか乗り越えられそうです。

退院後361日目|乳房再建手術236日目以降については、また今度お話ししますね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました