右胸全摘手術退院後466日目から470日目|乳房再建手術341日目から345日目|悪夢と頭痛

右胸全摘手術退院後466日目から470日目 乳がん
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2021年1月に右胸全摘手術、5月に自家組織での乳房再建手術を受けました。この記事は、当時の記録を読み返しながら書いています。

前回は関節痛やあご痛のお話をしました。もともと関節痛はありましたが、ノルバデックスの影響なのか、さらに痛みがひどくなりました。

この痛みにはずっと耐えていかなければいけないのか…と思うと、少し心が折れそうになります。

その後は熟睡できず、悪夢が続くようになりました。朝は頭痛で目が覚める状態でした。

この記事がこれから乳がんの治療を始める方、治療中の方のお役に立てることを願っています。

退院後466日目|乳房再建手術341日目|頭痛で目が覚めるとまだ夜中

ノルバデックス服用437日目です。

頭がガンガン痛くて目が覚めました。「今何時だろう?」と思い、時計を見るとまだ夜中の2時半です。

「もう一度寝よう」と思い、目を閉じるのですが、頭が痛すぎて眠れません。とりあえず、市販の痛み止めを飲みました。

痛み止めを飲んでも頭痛はなかなかおさまりません。目も冴えてしまいました。

「寝るのは無理だな…」と思い、そのまま起きることにしました。頭の芯は冴え冴えとしていますが、体はクタクタです。

そうですよね。3時間くらいしか寝ていないのですから。

朝まで首や肩を温めてみたり、温かい飲み物を飲んだりしながら過ごしました。でも結局のところ、頭痛はずっと続いていました。

この日は1日中、頭痛と疲労感でグダグダでした。夫は「少しでも休んだ方がいいよ」と言ってくれました。

その言葉に甘えて、ベッドでゴロゴロ。でも頭痛は去りません。

koko
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夜中の2時半起きはさすがにしんどかったです。
日中も疲れていて何もできませんでした。

退院後467日目|乳房再建手術342日目|朝から頭痛

ノルバデックス服用438日目です。

前日の頭痛を引きずっている感じで、朝から頭の芯がズキズキしていました。でも、痛み止めを飲んだら効きました。

時間が経つにつれ、元気も出てきました。術部側の右腕が少し重たく感じました。むくみが出ているようです。

腕にむくみが出ることは少ないので、「珍しいな」と思ったことを覚えています。右腕をさするようにしてマッサージしてみました。

今まで腕がむくむことがほとんどなかったため、どうすればよいのかわからないというのが正直な気持ちでした。頭痛の痛みに比べれば、腕のだるさの方が我慢はできると感じました。

koko
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特に右腕を酷使したわけではありません。
なので、むくみの原因は不明です。

退院後468日目|乳房再建手術343日目|悪夢ばかりで熟睡できない

ノルバデックス服用439日目です。

悪夢ばかりを見ていて、熟睡できませんでした。本当に怖い夢だったり、理不尽な夢だったり…。

ハッと目が覚めると、まだ30分程度しか経っていない状態を何度も繰り返しました。ウトウトはするのですが、すぐに夢で目が覚めてしまいます。

朝までずっとこのような状態を繰り返していたので、朝起きたときはぐったりでした。「睡眠の質」という言葉がありますが、本当に「質っで大事だな」と実感しました。

この日も疲れ切っていたので仕事はできませんでした。

在宅ワークのよい点は、自分のペースで働けることですが、何日も仕事がままならない状態は「やっぱりだめでしょ」と自分を責めてしまいます。

koko
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自分を責めても仕方がないのですが、気持ちはネガティブに傾きがちでした。

退院後469日目|乳房再建手術344日目|知人のお母さんのお葬式

ノルバデックス服用440日目です。

この日は知人のお母さんのお葬式でした。コロナ禍ではありますが、親しい人だけでお別れの会をするという内容でした。

知人のお母さんは特に病気もなくお元気だったので、突然の死に驚きました。でも、そのお母さんのお顔を見たときに、「きっと満足できる一生だったのだろう」と感じました。

人はいつまで生きられるかわかりませんし、私自身、乳がんになってから終活を考えるようになりました。

いつか必ず人は亡くなります。そのときに後に残された家族が困ることがないように準備はしておきたいと思っています。

私は死ぬことへの恐怖はあまりありません。小さいころから意外と死が身近だったからかもしれません。

友だちも数人亡くなっていますし、親しくしていた歳の近かったいとこも子どものころに亡くしています。がんの告知を受けたときも「やっぱり乳がんだったのか」と受け入れる気持ちが強かったです。

死生観は人によって異なりますし、その人の状況によっても変わってきます。私の場合、息子は大学生ですが成人しているので、「私がいなくなっても何とかなるだろう」と思うのです。

できれば孫の顔を見てみたいとは思いますが…。

koko
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身近な人が突然いなくなるとショックは受けますが、みんな通る道だという気持ちもあります。

退院後470日目|乳房再建手術345日目|前日の疲れが抜けない

ノルバデックス服用441日目です。

前日のお葬式の疲れが出てしまいました。パニック障害になってから、人と会った後はクタクタに疲れるようになりました。それが原因で、保育士の仕事をやめました。

お葬式自体は参加人数も少なかったので、「大丈夫だろう」と思っていました。でも、やっぱり調子が崩れてしまいました。

何もやる気が起こらず、ゆるゆると家事を済ませました。私の場合、乳がんよりもパニック障害の方が精神的につらいです。

どの病気であっても、本人がつらいと感じているのであればそれを否定することはできません。私の夫もある病気の治療をしていますが、やはりしんどいときがあると思います。

それでも生きていかなければならないのですから、少しでもつらさやしんどさは解消したいですよね。何か気分転換できることがあればよいのですが、この日は音楽を聴いても気持ちは一向に上がりません。

「こういう日もある」とあきらめるというか、受け入れることも大事なのかもしれません。

koko
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疲れているときの私は、まったくスイッチが入りません。
家族もそういうものだと受け入れてくれています。 

睡眠不足は疲労感のもと

この時期は、睡眠不足や睡眠の質の低下のため、体調が崩れやすかったのかもしれません。頭痛は毎日のことだったので、ちょっときつかったです。

家族も少しずつですが、私が動けないくらい疲れてしまうときがあると理解してくれています。ここまでが長かったですが、病気だからというよりもそういう体質みたいな感じで考えているようです。

何であれ、私が動けないときを理解してもらえるのはありがたいことだと感じています。もちろん、正確に知ってほしい気持ちはありますが、あまり押し付けると「病気を盾にしている」と思われてしまうかも…という思いもあるのです。

難しいですね。

koko
koko

しっかり眠れるようになりたいです。

退院後471日目|乳房再建手術346日目以降については、また今度お話ししますね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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