右胸全摘手術退院後501日目から505日目|乳房再建手術376日目から380日目|早朝覚醒

右胸全摘手術退院後501日目から505日目 パニック障害
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2021年1月に右胸全摘手術、5月に自家組織での乳房再建手術を受けました。この記事は当時の記録を読み返しながら書いています。

前回は乳がんのお話ではなく、肺がんから間質性肺炎を起こして亡くなった父に事についてお話ししました。私も実家の家族もみんな父が苦しみから解放されてよかったと感じています。

寂しい気持ちよりも安堵の気持ちの方が大きいです。死ぬことは避けては通れない道ですが、やはり死を目前にした人を見るのはつらいものです。

きっと本人も苦しいでしょうし、いろいろなことを思っていたのではないかと考えています。

でも、私は父の死が人生の終わりではないと思っています。それは私がクリスチャンだからそう思えるのかもしれません。死んだ後もその人の霊は残っています。

なので、父が亡くなってもいなくなった感じがありません。これが私や家族の慰めになっているのかも。

若くして亡くなる人もたくさんいます。私も保育園時代や小学生のとき、高校生のときに親しい友人を亡くしました。そのときは本当に悲しかったです。

私は自分が乳がんになって自分の死を身近に感じたとき、家族を悲しませることだけはしたくないと思いました。その思いは今も変わりません。できる限り、普段通りに生きていけたら幸せです。

この記事がこれから乳がんの治療を受ける方、治療中の方のお役に立てることを願っています。

退院後501日目|乳房再建手術376日目|心療内科受診日

ノルバデックス服用472日目です。

このころは、早朝に目が覚める日が続いていました。この日も朝4時には目が覚めてしまいました。起きてはいるのですが、睡眠薬が残っているのか、頭がくらくらしています。

心療内科の受診日だったので、医師に早朝に目が覚めてしまうことを相談しました。その結果、就寝前の薬が変わりました。

今まで飲んでいた薬よりも鎮静作用が強い薬とのこと。

私はあまり心療内科の薬に対して不安を感じていませんが、実家の母は「そんなに薬ばかり飲んで大丈夫なの?」と気にしています。特に心療内科の薬については、なかなか理解してもらえないところがあります。

これは一般的に言えることだと思いますが、心療内科や精神科の薬に対する偏見もあるのかもしれません。

私は「薬の力で少しでも精神的に安定したらいいな」と思っていますが、精神的な病気になったことがない人には「もっと健康的に過ごせばいいんじゃない?」という感じです。

でも、風邪をひいたら風邪薬を飲みますよね?頭痛のときは鎮痛剤を飲みますよね?それと同じように、症状を軽減するために心療内科でも薬を処方しているわけです。

精神的な病気を理解してもらうのは、正直なところ難しいと感じます。がんだったら、それなりに理解してもらえるのに。

自分の親からいろいろ言われることに対しては、少々困っています。

koko
koko

乳がんについては理解してもらえるのですが、パニック障害は気持ちの問題だと思っているようです。
そうではないんですけれどね。

退院後502日目|乳房再建手術377日目|早朝覚醒

ノルバデックス服用473日目です。

この日も4時半から起きていました。とにかく睡眠時間が短いので、すぐに体が疲れてしまいます。

体がだるくなってくると、やる気も低下しやすいです。在宅で仕事をしているので、自分のペースで仕事ができることは利点ですが、気持ちが下がっているとやる気が起きないという問題点もあります。

私の場合、一度だらけてしまうとなかなか元の状態に戻れません。前日処方された薬が体になれるまでに少し時間がかかるため、余計にそういう気持ちになっているかも。

こういう日は無理をしてもいい仕事はできないでの、早々に切り上げました。

koko
koko

ある程度の割り切りも大切だと感じています。
できないときはできないのですから。

退院後503日目|乳房再建手術378日目|やる気が起こらない

ノルバデックス服用474日目です。

乳房再建手術で退院してからちょうど1年が経ちました。形成外科の医師は、もう少し胸に手直しをしたいようですが、私は今の胸に満足しているのでこのままでいようと思っています。

この日はいつもより少し長く眠れました。それでも5時20分には目が覚めていましたが。

でも、頭がすっきりして気持ちよく目覚めました。薬が効いているのだとしたらうれしいと感じました。

仕事への意欲はあまりなく、ダラダラとパソコンの前で時間が流れていきました。頭が働かないわけではありませんが、考えがうまくまとまらない感じです。

どうしてもやる気が起きないときは無理にパソコンに向かっていても無駄なので、早めに仕事は終わりにしました。

最近は「今日はこれ以上は無理だな」と思えるようになりました。それまでは「これじゃダメだ」と自分に厳しかったのですが、無理なときもあると自分のことを赦せるようになりました。

この気持ちの切り替えができるようになってから、自分自身、とても楽になりました。できないことへの罪悪感や自分はダメな人間だという思い込みを少し改善できているのかもしれません。

koko
koko

自分を甘やかすわけではありませんが、厳しすぎても苦しくなるだけ。
時には自分を赦すことも必要ですね。

退院後504日目|乳房再建手術379日目|むくみがひどい

ノルバデックス服用475日目です。

手足のむくみがひどくなってきました。乳がんの手術をしてから「今日はむくんでいるな」と感じる日はありましたが、この日は手も足もパンパン。指輪が抜けなくて困りました。

むくみは仕方がないことと思っていますが、こんなにむくんだ日はなかったので、「大丈夫かな?」と心配になるほど。

こういう日に限って指の関節痛も起こり、動かすことがしんどかったです。

みなさん、手足がむくんでいるときはどう対処しているのでしょうか?むくみケアについてはあまり情報を知らないので、ちょっと不安になりました。

koko
koko

特に術部側の腕がすごいことになっていました。
二の腕もパンパンでした。

退院後505日目|乳房再建手術380日目|関節痛

ノルバデックス服用476日目です。

朝3時過ぎに目が覚めましたが、うまく二度寝ができました。きっと心療内科の薬が効いているのでしょう。

朝起きたときもスッキリしていました。毎日がこんな感じだったらいいのに。

むくみは解消していましたが、指の関節痛は悪化していました。特に右手の人差し指が痛くて、物を握ったり、字を書いたり、パソコンを打つにも「いてて…」という状態でした。

気分はよかったので、仕事はそれなりにはかどりました。

ホルモン治療を受けている方は、更年期障害のような症状や関節痛などがあると思います。私の乳腺外科の医師にそのことを伝えると、すぐに「薬をやめますか?」と言われてしまいます。

私の友人でやはり乳がんの人がいるのですが、その友人は症状を和らげる漢方薬を処方してもらっているそうです。医師によって考え方が違うのは仕方ないと思いますが、患者の痛みにもう少し寄り添ってもらえたらいいのにな…と思ったり。

仕方ないことなのかもしれませんが、私と乳腺外科の医師はあまり相性が合わないようです。

koko
koko

乳腺外科に行くのは3か月に1回です。
でも、その医師と話すことを考えると何だかゆううつになってしまいます。
これは私の方に問題があるのかもしれません。

少しずつでも体力が回復してきた

早朝に目が覚める状態は少しずつですが改善しているような気がします。目が覚めてももう一度眠れるようになったことは、大きな進歩です。

少しでも睡眠時間が増えたので、その分、体力も回復してきました。睡眠は大事だと実感しました。

乳がんの心配よりもパニック障害の症状やホルモン治療の薬の影響が、私には問題と感じてしまいます。毎日何かしら調子が悪いのですから、すっきりした1日を過ごせると「今日は幸せだった」と心から思います。

乳がんの治療は時間がかかりますし、パニック障害も一進一退という感じ。すぐによくなるわけではないので、その中で自分の心地よく過ごせる時間を作って行けたらよいと考えています。

koko
koko

家族はすでに病気のことを忘れているかのように接してくれます。
それも逆にいいのかもしれません。

退院後506日目|乳房再建手術381日目以降については、また今度お話ししますね。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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