私は24年前にパニック障害と診断されました。そのときは3年ほどで症状がなくなり、元気になったと感じました。
ところが12年ほど前、バスに乗っていたときに過呼吸を起こしました。パニック障害の再発です。
その後はどんどん発作の回数が増え、結果的に保育士の仕事を辞めることにしました。職場でも過呼吸やめまいが起きていたからです。
今でも3週間ごとに心療内科に通院しています。今はパニック発作は少なくなりましたが、強迫性障害になっているため、抗うつ剤が増えました。
ここ数か月間は心身ともに疲れ切っていましたが、今はまた少しずつ元気になってきました。
今日は心療内科で医師からアドバイスしてもらったことを分かち合いたいと思います。

あなたのお役に立てたらうれしいです。
心療内科通院日に備えてやっておくこと

私は心療内科通院の前日に、前回の通院から3週間の間に自分の状態がどうだったか、紙に書き留めて医師に渡しています。
今までが医師から聞かれたことに答えたり、話をしたりしていました。でも、何となくきちんと伝えられないもどかしさを感じていまし。
そこで2か月半ほど前から、医師に伝えたいことや自分の状態を書いておくことにしたんです。自分の症状の変化や日常の感じ方が少しずつ変わってくることに気づくようになりました。
この方法がよいのかわかりませんが、私は考えや伝えたいことをまとめられるので、「紙に書くことは私に合った方法なのでは?」と感じています。箇条書きにしておくと、医師も読みやすいと思います。
もしもあなたが自分の症状をうまく伝えられないと感じているなら、医師に渡さなくても症状や感じていること、困っていることなどを紙に書くと伝えたいことが整理できます。
ぜひ試してみてくださいね。

紙に書くと自分でも客観的に見つめなおせます。
心療内科通院日

昨日は心療内科の通院日でした。実は前回の診察で強迫性障害が強くなってきていたので、抗うつ剤の量を増やしました。
幸い、薬がうまく効いているようで、気持ちが少しずつ楽になってきました。
その抗うつ剤の副作用として、口の乾きや立ちくらみ、便秘などがあります。私も副作用が出ています。
口の乾きやのどの渇きは、水分をこまめに摂ったり、氷を口に入れたりして対処しています。
立ちくらみは急に立つと起こるので、ゆっくり立ち上がるなど、少し気をつければ大丈夫。
ただ、便秘は水分をたくさん摂っても改善しません。一応、酸化マグネシウムは処方してもらっていますが、それでも便秘になってしまいます。
今回は自分の良くなっていると感じることともに、困っていることについても箇条書きにしました。

「あれもできない」「これもできない」ということばかりでなく、改善していると思う点も書くとよいでしょう。
心療内科の医師からアドバイス

心療内科の主治医は年齢不詳の女医さんです。若い感じもしますが、経験が豊富な感じ。とても分かりやすく私の状態を話してくれます。
私は今まで睡眠時間が3~4時間でした。ところが抗うつ剤を増やしたことで6時間くらい眠れるようになりました。
しっかり寝られると、日中も元気に過ごせる時間が増えます。
私の強迫性障害の症状は、「何かに追われていること」です。
例えば、いつまでに〇〇をしなければいけない。という思いに駆られると、いてもたってもいられなくなります。睡眠不足であろうとも、何もしないのは非効率的に感じてしまうのです。
その結果、疲れ切ってしまうまで動いてしまいます。でも、心身の疲れは残っているわけですから、日中のパフォーマンスもが低下。
自己肯定感や意欲も下がり……。
でも、少しずつ手を抜くことや「まぁいいかな?」と思えるように変わってきました。
心療内科の医師からは、「ゆっくりのペースで回復していきましょう。」「手を抜いても大丈夫でしょう?」「何もしない時間も作れていい傾向ですね。」とうれしい言葉を聞けました。
「kokoさん、急がなくてもいいんです。「できると思っても時間で仕事の区切りをつける、休憩をはさむことは、決して怠けているわけではないんですよ。」
いつも気持ちが張りつめていることが多かったので、医師からの言葉はとても心に響きました。

子どもの頃からの習慣は簡単にはなおせません。
でも、少しずつ改善させることはできます。
1日1%の改善ができればOK!
少し気持ちが楽になってきた感じ

私はいろいろことを感じてもあまりそれを人に伝えることはしてきませんでした。「自分勝手だと思われちゃうかも。」とか「迷惑をかけてしまうのではないか。」と考えてしまうから。
でも、パニック障害や強迫性障害になって、今までずっと苦しんできました。「もっときちんとしなければ」と思っていました。
でも、「きちんとする」とはどういうことなのでしょうか?考えてみたら、すごくおぼろげな言葉だと気づきました。
少しずつですが、私は気持ちが楽になってきたと感じています。気持ちが楽なってくると、心の余白ができて、また違った何かを受け入れることができるようになります。
今までは目に見えない何かにとらわれ過ぎていましたが、それは私が勝手に作り上げていた妄想です。現実は、そこまで人は求めていないことに気づき、頑張りすぎなくても大丈夫だと思えるようになってきました。

気持ちのゆとりって大事だと感じています。
まとめ

私は勝手に「自分はこうあるべきだ」と思い込んでいました。それは子どもの頃からの習慣だったり、過ごし方などが関係していると思いますが、「もう少し楽な気持ちで生きていいんだ」と気づいたとき、少し生きずらいと感じていたことを回避できるようになりました。
ここに来るまでに何十年もかかってしまいましたが、苦しかった部分が少しずつ楽になってきた感じがします。
残りの人生はあと何年あるのかわかりませんが、大切なことに気づけてよかったです。仕事も息抜きもほどほどを見つけて、「頑張りすぎない生き方をしてもいいのかな?」と思っています。
ところで来週は乳外の診察。超音波検査があります。左胸の痛みが気になっているので、「相談できればいいぁ」と思います。
やっぱり、何となく左胸に違和感があるんです。ちょっと怖いですが、超音波でしっかり見ていただこうと考えています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
あなたの今日に幸せな時間が増えますように。
心から願っています。
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