心療内科受診日|強迫性障害で眠れない!?

強迫性障害
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私はパニック障害で心療内科に10年以上お世話になっています。ところが数か月前に「強迫性障害」の診断もつきました。

先日、心療内科で医師と話したことについて、あなたに分かち合いたいと思いました。

突き詰めれば、「もっと気楽に生きていいんだよ」ということなのですが、それができないからつらい。

私も変わりたいと思っています。この記事を読んでいるあなたも、今の状況を変えたいと思っているのかもしれませんね。

koko
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あなたの心が少しでもほぐれたらうれしいです。

強迫性障害って何?

強迫性障害とはどのような病気なのでしょうか?強迫神経症とも呼ばれています。いくつか症例を書き出してみますね。

強迫性障害の例
・手がきれいになっているにもかかわらず、ずっと洗い続けてしまう
・外出前の戸締りが気になり、何回も繰り返し点検を続けてしまう
・爪周りのささくれが気になり、指から血が出ても皮膚をむしってしまうなど…                                                    

この他にもさまざまな症状がありますが、私の症状は「寝たらだめ!」というものです。そのため、睡眠時間がとても短いです。

心療内科から睡眠薬を処方されているので、寝つきはとても早いです。夫は「気絶するように寝ている」と言っていました。自分でもベッドに横になって数秒で寝ている感覚があります。

ところが3時間ほど経つと目が覚めてしまいます。もちろんまだ夜中です。ベッドの中でじっとしているのですが、気持ちがざわざわして結局は起きてしまいます。

koko
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体も脳も疲れているのですが、寝ていることに罪悪感を感じてしまいます。

どうして「寝たらだめ!」なのか?原因がわからない

私は夜中に起きると、「何かしなければ!」という気持ちで心も頭もいっぱいになってしまいます。

そこでパソコンで記事を書いたりしている日々。朝食準備の時間まで、一心不乱にパソコンに向かっています。

日中、少しでも横になれればよいのですが、それもできません。私の心のどこかで「寝たらだめ!」とセーブがかかってしまいます。

この症状が出始めたのは4か月ほど前からです。初めはあまり気にしてませんでした。「そういう日もあるよね」くらいの感覚でした。

ところが睡眠時間が短い日々が重なり、日常生活にも困るようになりました。

そのことを心療内科の医師に相談したところ、数週間私の様子を見た医師から「あなたは強迫性障害もあると思います」と教えてもらいました。

どうして「寝たらだめ!」という焦燥感に駆られるのか私にもわからないのですが、「生産性がないことや前に進み続けることをやめたらだめ」という部分に問題があるようです。

koko
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原因がわからないので、自分がその状態を受け入れるようになることが大事みたいです。

自分を肯定的に受け入れていきましょう

私の強迫性障害は、もしかしたら今よりもずっと前に発症していた可能性があると医師が言っていました。ただ、普段の体調不良やパニック発作が表面的に表れていた可能性があるそうです。

私の場合、子どもの頃から何をしたら(あるいはしなければ)大人が喜ぶか?と先回りして考えたり行動したりしていました。

親は私のことを「何でもできる子」と考えていたと思います。私も親が喜ぶ姿を見ることのほうがうれしかったので、自分の感情よりも周りの人の目を気にしていた子ども時代だったのだろうと思います。

そのため、人に対して正直な自分を見せることができなくなりました。結婚して25年以上経ちますが、夫には正直な気持ちや態度を出せます。

自己肯定感がとても低いことも心療内科の医師から話がありました。十分できていることでも、「もっとできたはず」「もっと頑張らないとダメだ」と自分でダメ出ししてしまうのです。

医師は、「十分頑張ったのだから、自分をもっと肯定的に受け入れられるようになれたらよいですね」と話してくれました。

koko
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自分を肯定的にとらえる訓練をしています。

母との接し方を変えていく

私の場合、小さいころからの親子関係が今の状態に影響しているようです。誰が悪いとかいう話ではないのです。

私は確かに母といるとすごく疲れてしまいます。母はエネルギッシュで明るく、困難にも前向きに取り組む性質です。

私は母のような人を「すごいな~」と思いますが、「私にはなれない」と感じていました。タイプがまったく違うので、感じ方も考え方も異なります。

でも、母が喜ぶ方を選んで生きていきました。後悔はしていませんが、本当の自分を出せなかったと思います。

夫にもその話をしました。夫は「kokoちゃんは無理しすぎたんだよ。お義母さんとの対応は必要最低限でいいんじゃないかな?」と言っていました。「もっと楽に生きていいんだよ」とも言ってくれました。

私は共感力が高い点は自分でもそうだろうなと思います。でも、人の考えを意識しすぎて、自分を出せなかったことは自分にとっても相手にとっても良くないことだったのではないか…と考えるようになりました。

実家は我が家から自転車で5分ほどのところにあります。でも、今は「体調が悪いから」と実家へ行くことを減らすようにしています。

母のことは嫌いではないですし、今後はいろいろとサポートも必要になってくると思います。

でも、そのためにも今のうちから自分を整えておく必要があると考えています。幸い、実家には弟も住んでいるので、母は買い物や病院へ行くときは弟が送迎してくれます。

弟には申し訳ないと思いますが、少し私は母から距離を取ることにしました。母との関係を守るために接し方を変えていく。今はそれが必要だと思っています。

親子関係は難しいですね。

母とはLINEでやりとりすることが増えました。母も何かを感じているのかもしれません。でも、お互いを守っていくために接し方を変えることは大きな一歩になると信じています。

koko
koko

ふがいない娘で申し訳ないという思いと、自分を守るためにはこういう方法しかないのかな?と思ったり。
気持ちはゆらゆらしています。

まとめ

100%でなくてもよい。今の私にはこの考え方が必要だと思います。

母との接し方も人との接し方も何が完璧かわかりませんが、自分が苦しくなるようなら少し離れてみることも大事なのかもしれません。

「寝たらだめ!」という気持ちはなかなか克服しがたいです。でも、自分のことを受け入れられるようになったときに改善するかもしれません。

その点を夫はよく理解してくれるので、苦しくなれば話すことができます。自分の気持ちを抑え込んできた私には、すべてを話すことはハードルが高いです。

でも、夫は否定もせずに聞いてくれます。本当にありがたい存在です。

もしも今、あなたが似たような苦しみを感じているのなら吐き出してみませんか?ちょっぴりつらいかもしれませんが、自分の気持ちの整理がつきます。

koko
koko

あなたも私も生きているだけで充分尊いのです。
いつでもコメント、お待ちしています。

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