3日前から右耳がときどきズキン!と痛むようになりました。聞こえに問題はなさそうですが、いつ痛くなるのかがわかりません。
8月に右耳が中耳炎になったときも似たような痛みだったので、休み明けの月曜日に耳鼻科へ行きました。
処置も痛かったです。子どもだったら泣きわめくだろうな…と思いましたが、50代の私が泣きわめくこともできず、小さい声で「先生、痛いです」というのが精一杯でした。

中耳炎だったらいやだな…と思っていました。
右耳の違和感

日曜日の夜、右耳がズキン!と痛みました。初めは「何かの拍子で痛かったのかも」と思っていました。
でも、痛みはどんどん頻度が高くなってきました。夫に「また右耳が痛いんだよね」と話すと、「気のせいじゃない?」と何ともつれない返事。
夫はその頃仕事が忙しくて、私の心配よりも仕事の心配を優先していました。おそらくは「何かまた言っている」程度だったのでしょう。
寝るころにはけっこう痛みが強くなってきたので、アイスノンを使い、右耳を冷やしながら眠りました。

夫は悪い人ではないのですが、自分が忙しいときはかなりそっけない態度をとります。
やっぱり耳鼻科に行ってくる!

月曜日の朝もやはり右耳は痛みがありました。でも午前中は、他の病院の形成外科の予約が入っていました。
私は乳がんで右胸全摘後、自家組織での胸の再建手術を受けています。そのため、半年に1回、形成外科に経過を見せに行っています。
形成外科はパパッと診察が終わるので、食料品などを買ってから家に帰宅。家事をして昼食を作って…といつも通りに過ごしました。
でも、どうしても右耳が痛いんです。ずっと痛いわけでな配のですが、ときどき来るズキン!とした痛み。
昼食後も痛みは続いていたので、耳鼻科の午後の診察で診てもらおうと思いました。
耳鼻科は午後は15時から受け付け開始。診察は15:30頃からです。月曜日だったので、混むと時間がかかります。受付開始の時間より若干早めに耳鼻科に行きましたが、すでに診察券を入れる人たちが並んでいました。
「今日も診察までに時間がかかりそう…」と思いました。

私が行っている耳鼻科はたいてい混んでいます。
子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の患者さんが集まっています。
右耳を覗くと…

私の診察の順番が来ると、先生が「今日はどうしたの?耳が聞こえにくいの?」私は左耳が感音性難聴なので、そのことで耳鼻科に来たと思ったみたいです。
「先生、また右耳が痛くなって」と言うと、「8月も右耳は中耳炎になったよね」と言いながら耳を診てくれました。
「炎症を起こしているし、かさぶたができているよ」と先生。「耳掃除とかした?」と聞かれましたが、中耳炎以降は怖くて耳は触っていません。
先生にそのことを伝えると「このかさぶたは何でできたんだろう?」と言いながら、鉗子でかさぶたを取ることに。
これがまた痛いんです。子どもだったら泣き叫ぶはず。50代の私でも「痛いです~」と小さい声で訴えてしまいました。
先生も「そうなんだよね。痛いけれど取らないと治療ができないんだよ。頑張って!」と励まされました。
かさぶたは3枚できていました。かさぶたをはがすと炎症を起こしている部分が赤くなっているのが見てわかりました。

幸い鼓膜は破れていませんでした。
それにしてもかさぶたをはがすのは痛かったです。
薬はどうしよう?

私は乳がんの治療のため、ノルバデックスを飲んでいます。その他、心療内科からも抗うつ剤、抗不安剤、睡眠薬など数種類の薬を処方されています。
耳鼻科の先生も「いろいろな薬を飲んでいるから、今回は点耳薬を使おう!」と決めてくれました。
耳鼻科の薬の中には、心療内科の薬を合わせて使えないものもあるそうです。とりあえず、3日分の薬を処方してもらい、水曜日にまた診てもらうことになりました。
点耳薬の使い方の説明を受けて、診察は終了。激混みの待合室で処方箋が出るまで待ちました。

かさぶたを取ってもらったら、右耳の痛みは軽くなりました。
薬局も激混み

薬局は耳鼻科の近くにあるので、サッと行ける距離。とても親切な街の薬屋さんという感じです。
耳鼻科が混んでいるときは、薬局も混んでいます。耳鼻科以外にも内科などが近隣にはあるため、いろいろな患者さんが集まってくる薬局です。
「kokoさん、今日はどうしたの?」と薬剤師さんに聞かれ、経緯を話すと、「kokoさんもいろいろ大変だね~」。
薬局でも点耳薬の使い方を教えてもらい、帰宅しました。

点耳薬を使ったことがありますが、あまり気持ちのいいものではないですね。
いつも病気ばかり?

帰宅すると、夫は「どうだった?」と少し心配そう。仕事が一段落ついて、心にゆとりが持てたのでしょう。
耳鼻科での診断を伝えると「kokoちゃんはさ、病気ばっかりだね。大変だね」といたわってくれました。
私的には子どもの頃から元気な日のほうが少ないのが当たり前だったので、病気ばかりしていると感じたことはありません。
でも、他の人から見たら「今日も具合悪そう」と感じさせていたのかも。その点は反省しなければと思いました。
具合が悪くない日でも顔色が冴えないときは、「今日も疲れてる?」とか「あまり寝てないの?」と聞かれることが度々あります。
私は普通だと思っているのですが、あまりの病弱さに夫は結婚当初かなり驚いたと言っていたことを思い出しました。
体の弱い私が20年以上も保育士として働けたことは、今でも大切な思い出です。もちろん、大変なときもありましたが、子どもたちとの楽しい思い出のほうが多いです。
確かに病弱ではありますが、保育士のときは人生の中でも結構いい感じで過ごせていた時期だと思います。
でも、家族や周りの人から見ると、私は「病弱」「疲れやすい」「無理しているんじゃないの?」と感じさせてしまったのかも。
でも、それなりに元気に過ごしているので大丈夫だとは思うのです。

小学生のころ、学級閉鎖になったときがあります。
でも、そのときは私も熱で寝込んでいたので、学級閉鎖の恩恵(?)に預かったことはありません。
まとめ

いくつも病気や体の弱い部分を持っていると、他の人から見たら「いつも具合悪そう」と映ってしまうのは確かです。でも、自分なりには「今日は昨日よりも元気!」とか「今日は体が楽に動く」と思っています。
元気というか、健康体の人に比べたら寝込むことは多いと思いますが、年齢とともに自分の限界がわかってきました。「これ以上は辞めておこう」という意志を持てるようになりました。
幸いなことに、右耳のかさぶたをはがしてもらったことで、痛みがなくなりました。点耳薬は使っていますが、今日も耳鼻科に行く予定です。
右耳はたぶんこれで治療は終了だと思います。左耳は定期的に聴力検査。前回の聴力検査ではいちばん数値が悪かったので、どうなることか?
いろいろと不都合のある体ではありますが、私は病気のおかげで「体や精神面のバランス」「ここまでやったら限界になる」「疲れたらしっかり休む」がわかるようになりました。
病気でラッキーとは思いませんが、生きていることの素晴らしさも感じています。生かされていると感じているとお伝えしたほうがピタッと来るかも。
毎朝起きるときに感謝の気持ちで起きられるのは、体が弱いから…と言っても過言ではありません。いろいろあっても精いっぱい生きることが大切だと感じています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
あなたの今日に幸せな時間が植えますように。
心から願っています。
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